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英国のハードロック・バンド、FMで歌ってるスティーヴ・オーヴァーランドさんがソロ作品を出しました、ソロの方は2008年に1作目を出してからこれで4作目になりますが、他にもラダーやシャドウマンみたいなサイド・プロジェクトで6枚くらい、FMでも2010年の再始動からアルバムやEPを6枚出してます(働き過ぎ!!)。
さらにFMの方は去年くらいから精力的にヨーロッパ方面をツアーしてて今はデビュー作の発売30周年記念ライヴもやってるし、もうすぐデビュー作の再録アルバムが出ます、創作意欲が溢れて止まらない状態なのは分かりますが一体いつの間にソロを作ってたんでしょうか?。
内容の方はいつもどおりFMよりちょっとだけバラエティ豊かなブリティッシュ・ハードロックを今回もソウルフルな良い声で歌ってます、もう予想通り過ぎて笑えるくらいなんですがファンの人には嬉しい作品です。
毎度おなじみのトミー・デナンダーさんとブルーマーダーでベースを弾いてたトニー・フランクリンさんが参加されてて全体的に渋くて味のある雰囲気の作品になってました、FMやサンダーみたいなバンドが好きな人は大満足だと思います。
Overland - Edge of the Universe (Official Video) - YouTube
FM - "That Girl" (Official Audio) - YouTube
本業のFMの方も再録音アルバムが出ます。
ちょっと前に解散するみたいな事を言ってたような気がするミッションUKが新作を出してます、オフィシャル・サイトを見ると普通にツアーの日程が出てるんでまだバンドは続けてくれるみたいです。
ゴスやポジティヴ・パンク系の音が好きな人の間では有名で、80年代から活動してるキャリアの長い人気バンドです、今時このバンドの新作を楽しみに待ってる人って日本全国でどのくらい居るのか分からんですが2000年代突入直後くらいから全盛期の勢いが戻ってて新作やライヴも結構出てるし、去年は昔のシングル集が出てました。
今回の作品は先行で出たPVを観て良い感じだったんで予約してました、ウェイン・ハッセイさんとベースのクレイグさんが居て、オリジナル・メンバーのサイモン・ヒンクラーさんも復帰してます。
いくつかの楽曲はちょっと地味な感じもするし全盛期と比べるのも酷なんでやめますが、湿っぽいブリティッシュ・ロックが好きな人や昔からこのバンドのファンの人にはお勧めできる作品だと思います。
The Mission - Tyranny of Secrets - YouTube
英国の叙情派プログレバンド、マリリオンの約4年ぶりになる新作は60分を超える濃厚な作品になりました。
コンセプト作品のようで、最初は対訳付きの国内盤CDにしようと思ってましたが国内盤が高いのと、同価格で輸入アナログ盤があったんで今回はアナログ盤にしてみました、面倒くさいけど訳さないと!。
重そうなコンセプトの作品なんで音も重いのかと思ってたら叙情的なメロディが満載のスティーヴ・ホガースさん加入直後に出たシーズンズ・エンドや名作と評価の高いブレイヴみたいな作品になってました。
メロディが今回物凄く良い(今までが良くないとは言ってません)のに加えて、スティーヴ・ロザリーさんのギターが泣きまくってて、いかにもマリリオン!っていう楽曲が素晴らしいです、ブレイヴみたいに憂鬱な感じでもなくて淡いメロディが心地いい作品でした、まだ数回聴いただけですがこれは凄い作品かも?。
アナログ盤の関係上、CDの12曲目がB面後半に来てるのを除いて組曲が綺麗に各面に振り分けられてるんでそれぞれの組曲に浸れます。
各面の振り分けはこんな感じで、数字はCDの曲順です。
A面1~5(エルドラド)
B面6(リヴィング・イン・フィアー)12(ホワイト・ペーパー)
C面7~11(ザ・リーヴァーズ)
D面13~16(ザ・ニュー・キングス)17(トゥモローズ・ニュー・カントリー)
Marillion - The New Kings - YouTube